ふと思い出した高校時代の出来事

全国の工業高校で毎年行われるものづくりコンテスト、その旋盤部門に参加してた時の事

中学時代に剣道部で一緒だった（同じ高校の他の学科に所属する）友人に、「立ちっぱなしだし辛い」と零したら、「そんくらいなら楽じゃん」みたいな感じで返された記憶がある。（その友人は高校も剣道部に所属していた）

考えてみれば莫迦な事を言ったもんだと思う。

機械加工の難しさを知らない、1/100mmで競う世界を彼らは知らない、それなのに「立ちっぱなしだし辛い」、それだけを言ったって、本当の1/100も伝わらないだろう。

それ以来、その友人とも距離が空いてしまった気がする。

結局、自分が実際に体験してみないと分からない事だし、やったとしても個人差があるだろう。

それを理解してもらうのは難しい事だろうし、当時はそこまで考えが至らなかったのだから、今更ああだこうだ行っても仕方がないだろう。

ただ、思い出したからには同じ過ちは繰り返さないようにしたい。
そう思った。

まぁ、ただそれだけの事。

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